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釉薬
素焼きの作品が焼きあがったので足りない釉薬を本日は調合、制作していました。
釉薬は数え切れないほどあると思いますが当教室で使用可能な釉薬は10種類ほどです。生徒さんの要望に答えスポット的に少量制作することもありますので多少前後します。釉薬は大まかに分けて鉄、銅を添加して色を作りますが、その他にもいろいろな鉱物で色をつけたり濁らせたりします。
鉱物による炎色反応を利用して発色すると考えていただければよいかと思います。釉薬と焼き方の酸化、還元との関係性でいろいろな色が作ることが出来るわけです。
基本は長石と灰と土でベースの釉薬が出来ます。長石はガラス化を助け釉薬に粘り気を持たせます。灰は釉薬の溶けやすさを主としガラス化もします。土は粘り気を持たせます。3種がバランスよく配合されることによって流れにくく綺麗なガラス化された安定した釉薬が得られます。バランスを少し崩すと釉薬が流れる趣のある釉薬になったりもします。
添加物によって色を入れるわけですが鉄は3%以下で酸化では黄色、還元では青磁の色、15%を超えると酸化還元とも黒い艶のある釉薬となります。一般的に天目といわれる釉薬です。
銅に関しても添加する量で大きく色が変わり多種多様な色が作れるわけです。
釉薬の色が陶芸の一番の難しいところであり面白いところだと思います。
今まで陶芸に携わってきた人たちの知恵と努力の結晶が現代の陶芸家たちに受け継がれていると思うと陶芸の奥深さの一つの要因になっているのではと思えてきませんか。
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